実力が要求される紹介予定派遣

正社員として転職したいときに紹介予定派遣を活用しようと考える人も多くなりました。現場で派遣社員として働いてみてから正社員になるかどうかを吟味できる点で優れていますが、実力がないとなかなか採用してもらえないということは理解しておく必要があります。一般的な派遣とは異なり、履歴書や職務経歴書などの提出を求められることが多く、紹介予定派遣の契約をする時点でもハードルがあるのも事実です。

そして、派遣期間が満了した後で採用されるかどうかという点でも大きな関門があります。実際には派遣を経て直接雇用の選考を受けている人は8割程度いて、その更に7割程度が採用されていますが、このような高い実績があるのはもともと紹介予定派遣の契約をする時点でふるいにかけられているからです。企業は紹介予定派遣によって人材を雇用した場合には高い紹介料を払わなければなりません。そのため、本当に即戦力になるとわかっているケースでしか採用しないという方針を取っている場合がほとんどです。未経験の業界に転職したいというときにはあまり効果的な選択肢ではなく、直接正社員として応募した方が採用される可能性があるでしょう。

しかし、キャリアを生かした転職をするときには優れている方法と言えます。自分のキャリアを高く評価してくれる企業から好待遇でオファーをもらえる可能性が高いからです。紹介予定派遣は今までのキャリアを生かして実力を発揮できる職場を探す目的で使うのが大切です。